虎跳峡トレッキングへ行こう
虎跳峡って聞いたことありますか??
こんなところです。
私が知ったのは、素人でも行けるトレッキングコースを調べていた時でした。
嫁さんが ”ココ面白そうだよ” と言ってきたことから。
私:虎跳峡って何?
私:”峡”ってことは谷? どこ?
嫁:中国だよ。
嫁:雲南省にある世界屈指の大峡谷だって。
私:雲南!?
私:めっちゃ秘境感あるやん
調べてみると、この大峡谷、、、
- 左右を5000m峰の麗江側の哈巴雪山(5396m)と香格里拉側の玉龍雪山(5596m)に挟まれた標高差3000mの世界有数の大峡谷
- およそ5000万年前にユーラシア大陸とインド亜大陸が衝突したときにできた場所
標高差3000m!!
グランドキャニオンでも1800mですよ。
標高差3000mの谷って見たことありますか!?
ユーラシア大陸とインド亜大陸の衝突でできたってことはヒマラヤ山脈誕生と同時期に形成されたと言えます。
地球のしわです。
ロマンです!
で、実際に行けそうかリサーチしてみると
- 道もはっきりしていてガイド無しでも大丈夫そう
- 食料や水は道中に村があるから購入可能、食事も可能
- 宿もその村にゲストハウスがあるらしい
- 2泊3日くらいでいける
完璧ですね。
これだけ揃っていれば心配することはありません。
宿があるのでテントや炊事道具は必要ないので軽い荷物で行けますね。
忙しいサラリーマンでも時間的に可能な範囲です。
未知の景色を見に行きたいと思いませんか?
虎跳峡について
麗江市街からは北へ60km離れている。虎跳峡は麗江市の玉竜ナシ族自治県と、デチェン・チベット族自治州のシャングリラ市(旧称・中甸県)の間に位置しており、金沙江とその支流の碩多崗河が合流する付近(シャングリラ市の橋頭鎮の一帯)から始まって、玉竜ナシ族自治県の大具郷の一帯で終わるまで、16kmにわたって続いている。虎跳峡は上流から、上虎跳、中虎跳、下虎跳の三段に分かれている。それぞれの区画では、金沙江の大きな滝や、川の中に林立している奇岩などが見どころになっている。
峡谷の両岸には高山がそそり立ち、世界でも有数の深い峡谷となっている。左岸(西側)には哈巴雪山が、右岸(東側)には玉龍雪山があり、谷底から山頂までの高低差は3790mに達する。虎跳峡の両側の岩石は片岩と大理石からなる。川幅は60mから80mほどで、最も狭まった部分は約30mほどしかない。その両岸の断崖は2000m以上に達する。峡谷の上流から下流までの落差は200mあまりで、水流は急であり、航行不能であるかわりに水力資源は豊富といえる。
虎跳峡という名の由来には、金沙江の渇水の時に山から下りてきた猛虎が、峡谷の中の岩に飛び移り、そのまま対岸に跳んで渡ったとの言い伝えがある。また、川の中には虎が跳ぶときに踏み台にしたとされる「虎跳石」という岩もある。
(引用:Wikipediaより)
ここで言う金沙江というのは長江の上流のことです。
あのデカい中国をまたがる長江の上流です。
なんと、その大河の川幅が30mまで縮まるっている場所が虎跳峡というのである。
どんな激流があるのか想像できません。
源流とか上流とかに魅かれる私はたまらなく魅力的な場所になってきたのです。
虎跳峡トレッキングについて
茶馬古道と言われる道がある。
1千年以上に渡って栄えた道、西のシルクロードと呼ばれる道、チベットと中国で茶の交易を行っていた道である。
中国南西部からチベットまで、距離にして3000km。
チベット人はバター茶を飲むが、茶が地元じゃ育たない。
そこで薬草や毛皮を売って、雲南や四川から茶を輸入していた。
それらの商品は馬によって運ばれていたことから茶馬古道と呼ばれるようになったとありました。
虎跳峡トレッキングはまさに茶馬古道を行くのです。
正確には茶馬古道はほとんどが消滅しており、虎跳峡トレッキングはその道ではありません。
が、今でも馬が日常的に歩いていて歴史の雰囲気を味わうことができます。
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