【香港トレッキング】ウィルソントレイル2~アップダウンの先の衛星都市~

ウィルソントレイル

日時:2019年7月13日
歩いたセクション:ウィルソントレイルセクション2
時間:スタート13:50 ゴール16:00 合計2時間
行き方:MTR金鐘(アドミラルティ)C1出口から6番か66番赤柱行きのバスで黄泥涌水塘公園(Wong Nai Chung Reservoir Park)で下車
総移動距離:7.5㎞
スタイル:ライトハイク



黄泥涌水塘公園からトレッキングに行きたいんですが知ってますか?
バスの中で 前に座る女性に声をかけました。
私も同じところで降りるから案内してあげると。
やさしさに涙します。
黄泥涌水塘公園で降りると陸橋の方を指さし、あっちと。
一緒に上っていきます。
陸橋の上まで来てこの橋を渡ってまっすぐ行けば大丈夫ですよ。
と言って、
女性は、私はこっちだからと豪邸の中へ消えました。
舗装路をしばらく歩くとウィルソントレイルと香港トレイルのアーチが出てきます。

ウィルソントレイルのセクション2と香港トレイルのセクション5は同じルートを歩きます。
だから標距柱も並んで立ってます。

すぐに登りがはじまります。
標高を上げていきましょう。
展望も広がってきてます。
大潭水塘(Tai Tam Reservoir)が見えてきます。
さらにその先の香港島の先端まで見えます。

まだまだ上ります。
稜線にでて、進んでいくと、渣甸山(Jardine’s Lookout)山頂433mに到着です。
ここの景色も開けていて昔の香港の空港、啓徳空港の跡地が見えます。
摩天楼に突っ込みながら着陸する飛行機、見たかったなぁ。
跡地は開発が進んでいます。
ランタオ島に新しい空港ができてずいぶん経つけどまだ新しい建物は少ないです。

ここから100mほど下ると採石場が見えてきます。
山ってこうやって削られるんだ。
となかなか近くで見たことがなかったので妙に感動してしまいました。
人の営みはこうやって維持されているんだな、と。

そのまま採石場の横を通り、引水道へ出ます。
下ったと思ったら上り返しです。
次の山、畢拿山(Mount Butler)436mへ上ります。
ここは日本の登山と違うところですね。
登り返しが多すぎる。
香港の山は標高はないですが割と急峻。
山がというよりは今歩いているトレイルが直登ばかりなのでそう感じます。
標距柱057を過ぎるとウィルソントレイルと香港トレイルの分岐があります。
今回はウィルソントレイルの矢印に従って進みます。

太古や西湾河見ながら歩いていきましょう。
景色のいい稜線歩きを楽しみましょう。

そのまま、階段を下って小馬山橋を渡って締まった登山道を行きます。

山になんか立ってます。
なんだろう??
よくわからないですが背の高い人工物は不気味です。

山を下っていくと市街地が近くなってきます。
ウィルソントレイルセクション2のゴールも近付いているのでテンションも上がります。
ウィルソントレイルセクション1から歩いていたら、ひたすらアップダウンを繰り返すので嬉しさもひとしおです。

森から竹林に代わり開けてきます。
そうすると、観音様。
手作り感がすごいですが掃除がされていて信仰の気配を感じます。

鰂魚涌樹木研習(Quarry Bay Tree Walk)のアーチをくぐって整備された林道を行きます。

穴の開いた人工物が出てきます。
これは戦時中の野営のかまど跡。
説明も書いてあります。
植物が侵食していて遺跡のような佇まいがあります。
花が咲いているのでひと時の癒しを味わいます。

道沿いに歩いて行き、コンクリートの道へ出ると建物がすぐ近くにあるのにハッとします。
突然に街中に飛び出して、自分がどこにいるのかわからなくなります。

山中から都会へ香港のトレイルの面白さが味わえるコースでした。
できればセクション1から歩き通すと感動がより一層増すでしょう。
ウィルソントレイルは太古にでますが途中でルートを変えれば北角へも行けます。

持ち物はコチラ↓

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