ウィルソントレイルの魅力
香港4大トレイルで香港の文化を感じられるコースです。
香港を南北に縦断するトレッキングコース。
セクションは10に分けられ、距離は全部で78km。
香港島のリゾート赤柱(スタンレー)からスタートして香港島を縦断。
その後、九龍に入ってジャングル歩きと街歩き。
そのまま、新界へ。
新界では八仙嶺(Pat Sin Leng)で稜線歩きをしながら大陸側の深センのビル群と反対に広がる青い海を堪能。
最後に香港のボーダー近くまで行きます。
この山行では戦争の跡地、赤柱の洒落たリゾート、鯉魚門の海鮮街、新界の片田舎、斜面に張り付く巨大な公共のお墓など見ることができます。
トレイルを歩くだけでリアル香港を肌で感じることでしょう。
しかし、香港の4大トレイルの中で1番人気が無いのは頷けます。
無理やり繋いだところが多いためか、変なところで終わるセクションがたくさんあります。
ウィルソントレイルのコース概要
実際に歩いた軌跡と公式地図に掲載されているコース概要です。
No | セクション | 距離 [km] | 時間 [H] | 難易度 |
1 | 赤柱峡道(Stanley Gap Road)→黄泥涌水塘(Wong Nai Chung Reservoir) | 4.8 | 2 | ★★★ |
2 | 黄泥涌水塘(Wong Nai Chung Reservoir)→藍田(Lam Tin ) | 6.6 | 2.5 | ★★ |
3 | 藍田(Lam Tin )→井欄樹(Tseng Lan Shue) | 9.3 | 4 | ★★ |
4 | 井欄樹(Tseng Lan Shue)→沙田坳( Sha Tin Pass) | 8.0 | 3 | ★★★ |
5 | 沙田坳( Sha Tin Pass) →大埔公道(Tai Po Road) | 7.4 | 2.5 | ★ |
6 | 大埔公道(Tai Po Road)→城門水塘(Shing Mun Reservoir) | 5.3 | 2 | ★★ |
7 | 城門水塘(Shing Mun Reservoir)→ 元墩下 (Yuen Tun Ha ) | 10.2 | 4 | ★ |
8 | 元墩下(Yuen Tun Ha)→九龍坑山(Kau Lung Hang Shan ) | 9.0 | 4 | ★★★ |
9 | 九龍坑山(Kau Lung Hang Shan)→八山嶺・仙姑峰(Pat Sin Leng/Hsien Ku Fung) | 10.6 | 4.5 | ★★★ |
10 | 八山嶺仙姑峰(Pat Sin Leng/Hsien Ku Fung)→南涌(Num Chung) | 6.8 | 2.5 | ★★ |
全長(total) | 78.0 | 31 |
ウィルソントレイルの歩き方
すべて歩くと78㎞です。
健脚の方なら3泊4日で行けるでしょう。
しかし、エスケープルートや行き帰りのアクセスが悪い所があるので時間に余裕を持っていくことをオススメします。
もしくは、行きたいセクションだけ選んで行くのがいいと思います。
私はライトハイクスタイルで単発で行っていたので日数はかかっています。
主に半日歩いて、半日香港で遊ぶような感じで行ってました。
個人的なオススメコース
ウィルソントレイルセクション1を逆走
セクション1を逆走してきついアップダウンを体験。
最後を登りきると赤柱(スタンレー)の街並みを山の上から見下ろす爽快コース。
アフタートレッキングは赤柱(スタンレー)でオシャレにビール。
ビールをさらに美味しくするためにセクション2からスタートでも楽しめるでしょう。
日帰りで可能
ウィルソントレイルセクション8の途中から9
セクション9の八仙嶺(Pat Sin Leng)の壮大な景色を見ながら稜線歩きを楽しむ。
体力に合わせてセクション10も歩き切ってみよう!
日帰りで可能
これらは私がスルーハイクかつ荷物は最小限にして実際に歩いた感覚で書いています。香港アルプスや実記録を参考にアレンジしてみて下さい。
持ち物
実記録
実際に行ってみた行き方と感想です。
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