弾丸桂林旅行 3日間で何する?Day2~水墨画を行く漓江川下り~

海外編

桂林2日目です。今日はこの旅のハイライト、桂林の川下りに行きました。現地ツアーで行ったので、いいとこ取りのバスツアーと言う感じでした。体験は色々できて面白かったですが、バスの移動にやたらと時間を取られてしまい、川下りを楽しむなら上流からゴールの阳朔まで大型船で下ったほうが満喫できたかなと思います。申し込んだときは写真の案内でした。

一日目はコチラ↓

朝ご飯は早い安い旨い桂林米粉


さぁ、2日目スタートです。朝、桂林米粉を食べに近くのお店へ。やっぱり本場なのでそこら中に桂林米粉のお店があって、朝早くから営業しているのでありがたいです。入ってみるとお客さんは全然いませんでした。店員さんに聞いてみるといつもは忙しいけど新型コロナで人が来ないと行ってました。観光収入が大きいエリアなので打撃は大きいでしょう。桂林米粉は美味しかったです。頼んですぐに出てくるところも朝ご飯に最適です。汁はセルフで入れるタイプのお店でした。説明が書いてあって食べ終わったあとに汁を入れて飲むと体にいいらしいです。

ハイライト漓江川下りツアー


昨日予約したツアーの迎えは7時半と言ってましたが8時になると朝電話がありました。時間通りにバスが来て乗ってみると2人しかいませんでした。やっぱり、人来てないんだ、と思い聞いてみると今日は全部で29人。意外と人がいました。ホテルを回りながらピックアップしていきますが、中国人、時間守らない。ぐるぐる、桂林の街を回って時間が過ぎていきます。乗客からいつ出発するんだと質問が出始めてやっと市内を出発、船乗り場に到着したのは10時。

大圩古镇の古都を歩いて抜けて船着き場に行きます。


趣のある街並みでしたが足早に通過。船着き場には桂林で採れた小魚と蟹の唐揚げが売っていたので買ってみます。小魚、サワガニを小さいパックに入れてくれて10元。好きなよもぎ餅も売ってたので一緒に。一個3元。


これから竹筏に乗ります。人は少ないと思っていましたがすごい人。バスのドライバーから筏のチケットをもらって体温検査をして筏に乗ります。


椅子付き、屋根付でいい感じの4人乗り。前の席のほうがいい写真が撮れそうです。筏
エンジン付き筏はゆっくりと離岸して川面を走り出します。小さな瀬をやり過ごし、筏は安定して走っていきます。遠くにカルスト地形特有の奇岩を見ながら崖の横を通っていきます。それにしても、筏がメッチャいます。


竹筏も防疫の看板が付いています。


川の対岸に住むおばあちゃん、手漕ぎ竹筏ですいすいと反対の岸へ行っていました。観光地化が進んでも今も昔も変わらない生活している人もいるんだなぁとちょっと感慨深くなってしまいます。


最後にUターンして出発した船着き場へ戻ります。途中で警察の抜き取り検査に合いました。チケットを見せてやたらと写真を撮られて終了。ときどき、やってるみたいです。川を遡上して1時間の船旅は終わりました。水墨画の景色の中を筏で行けると期待してたのでガッカリでした。

バスに戻る途中に大圩古镇を散策して戻ります。建物が古くていい感じです。昔、川を使った貿易の拠点、道も細くて当時の生活が伺えます。本物かわからないですが中華銀行の建物もありました。昔の看板の方がかわいいです。

バスは川沿いから山の中へ入っていきます。いよいよ、奇岩群に突入です。アップダウンを繰り返しながら日本では見られない切り立った山の間を道が続いています。標高が上がると遠くに奇岩群がよく見えます。斜面にはみかんの木がたくさん植わっていてこの辺りの名産みたい。みかんでも小さい一口サイズのです。みかんに限らず広西の果物は美味しいのでオススメです。その後、平地に降りて奇岩群はすぐに終わりました。いちいち桂林の期待値が高くて拍子抜けが多いです。

斜面のミカン畑

兴坪古镇の近くでお昼ご飯。もう、1時過ぎ。ここまで来ると奇岩群がよく見えます。団体受入をしている大して美味しくない中華料理屋さんで食事します。時間は30分ほどと言われ、ねぎたま25元を頼みました。ご飯はセルフです。


兴坪古镇へ向かって14時に到着。阳朔漓江景区の船乗り場へ行きます。集まって出たはずなのに何人か消えてます。ガイドが必死で電話。中国らしくていいです。


さぁ、今日のハイライト奇岩地帯を船で行く漓江游の始まりです。1.5時間の船旅のスタート。


この船のツアーはビューポイントでは止まってくれます。さらにみんなが写真を撮れるように順番で外に出ると言うサービス。順番や気を使わない中国人が多い中で非常にいいサービスです。時間はかかるけど満足度は高いです。船に乗ると最初から奇岩が迎えてくれます。10分ほどで最初のビューポイントに到着。鵜と一緒に写真が撮れます。3元。順番で外に出て写真を撮っていきます。混雑しないし、文句も出ないし嬉しいサービスです。これ考えた人は中国人じゃないと思います。ガイドは何かの動物の形に似てる岩だの説明していましたがよくわからず。


たくさんの船とすれ違いなが川を上っていきます。次のビューポイント、20元札の景色の場所です。到着する10分くらい前に屋上に上がってくださいの、アナウンスがありぞろぞろと上がっていきます。ここから奇岩がザクザク出てきます。来た甲斐がありました。

20元札のポイントが近付くとガイド兼カメラマンが適当に呼んで写真を撮ってくれます。後でお金を取られる写真ですがノリノリで撮ってくれるので楽しいです。もちろん携帯やカメラを渡しても嫌な顔せず撮ってくれます。コピーの20元札も持っているので借りて一緒に撮ってもいいでしょう。


カメラマンはリクエストすればいろんなところで撮影してくれます。こういった臨機応変と言うか、なんでも言ってしまう中国人の横柄さとそれを許容するサービスがうまく成り立っているところが好きです。カップルがひたすらいろんなポーズでリクエストしてました。

そこからしばらく遊覧を楽しみ下に降りて旋回して船旅は終わりです。ビューポイントは2ヶ所だけでした。それでも満足のいく船旅でした。

バスに戻って、阳朔にある月亮山に行きます。途中の道は奇岩がたくさん見えて阳朔は奇岩の中にある街だなと感じます。気球の係留もやってました。高いとこから見るとキレイだろうなぁ。もう、見慣れた石灰の奇岩を眺めながら月亮山に到着。月亮山は丸い穴の空いた山です。自然の神秘を感じませんか?もう、17:30。5分で出るぞ!と言われ写真だけ撮ってバスに戻りました。


このツアーは最後に少数民族の踊りを見て桂林に帰るのですが今日は時間が遅くなったから中止となりました。行く前は美人と仲良くなれるぞと言っていたのに、オチは中止とよくわからない話をしていました。阳朔で降りる人が沢山いるので街中に向かいます。Eバイクや自転車が多く走っていました。レンタルで回れるらしいです。次回は拠点を阳朔にして楽しみたいです。奇岩に登れるボルダリング場もありました。考えることが中国らしくて良いですが安全面が気になるところ。帰り道は左右に奇岩を見ながら高速道路を1.5時間、バスに乗って7時過ぎに桂林に到着しました。

晩御飯は広西料理で地ビールをいただく

ホテルの近くで降ろされたので昨日と同じお店でご飯。今日は、漓江で採れた小魚の炒め物に鳥のスープ。とても一人で食べられる量ではありませんでした。どちらも思ったより大きかった。それでも、ビール飲んで120元程度でした。ちゃんと量を確認して頼むべきでした。小魚の炒めは素揚げの魚に味を付けてるだけなので内臓の苦味と少しの辛さがビールのつまみには最高です。ただ、後半は油がキツくなってきたのでだいぶ残してしまいました。今日もたらふくビールを飲んで1日が終わりました。


漓江渔火对锅缘,★★★★☆,火车南站 广西菜,中山南路25号桂林银行旁 http://m.dianping.com/appshare/shop/623544821
営業時間 10:00〜22:00
店の中でタバコが吸えます。そのような昔ながらのお店です。種類を食べてないですが味は美味しかったです。お店の人は愛想がよかったです。


おまけ

ホテルからの眺め
桂林駅の近くは昔は栄えていたのだと思います。今は少しくたびれてきた感じですね。ちょっと暗い印象。王府の付近が栄えてるんですかね。ホテルからの景色

明日は3日目、最終日。市内観光をして深圳へ戻ります。どこに行こうかな??

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