【香港トレッキング】持ち物〜持っていってたものと持っててよかったもの〜

道具

香港のトレッキングは街から近いのでライトハイクが可能です。
キャンプで縦走などしなければほとんどの荷物はホテルに置いて爽快なトレッキングを楽しめます。私は移動時間も楽しみたいのでkindleやガイドブック、イヤホンなど余計なものを持っていきますが、携帯ですべて代用ができるので本当に必要なものに絞れば荷物をかなり減らせるでしょう。持ち物を軽量化してハイキングやトレイルランニングを楽しみましょう!!しかし、自然相手なので気は抜かないように。

私が持って行ってた持ち物の紹介
※香港のトレッキングに合わせていますので別の地域へ行く場合は気候、環境を確認して下さい

ベースアイテム

パスポート

外国では唯一の身分証明書何かあったときに必ず必要になるので持ち歩きましょう。ジップロックなどに入れて防水対策をしておきます。

お金

現金は少なめに。万が一の時のクレジットカード。トレッキング中に使うお金はオクトパスに電子マネーを入れときます。バスはお釣りが出なかったり、自販機は現金が使えないところがあるためオクトパスは必需品です。トレイルの途中でのどがカラカラで目の前に自販機あるけど買えないなんてホントに泣けてきます。財布は雨や汗で濡れないように防水や撥水のものがいいですね。貴重品と一緒にまとめてジップロックやビニール袋に入れておいてもいいです。濡れた服で移動するときもあるので防水性のある財布の方が気にせず使えるので便利です。

スマートフォン

地図、宿の予約、翻訳、食事処のリサーチ、夜は映画見たりなど、もう無くてはならない存在ですね。必要なアプリは出発前に入れておきます。モバイルバッテリーも忘れないように!あと、充電する必要がある方は変換プラグもお忘れなく。

非常に使えたアプリMapsMe。
オフラインでも使える地図アプリで香港のいろいろなトレイルが地図内に書いてあります。広東省のエリアをダウンロードしましょう。データ量が大きいためwifi環境でダウンロードすることをお勧めします。

オフラインのマップ、GPS ナビゲーション:MAPS.ME
オフラインのマップ、GPS ナビゲーション:MAPS.ME
開発元:MY COM
無料
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くつ

運動できそうな靴なら何でもいいです。山道を歩くのでグリップの効くトレランシューズがおすすめ。ゴアテックスか通気性重視の防水がない靴で迷うかもしれません。香港の雨はスコールが多いので濡れるときはゴアテックスでも濡れます。ゴアテックスは濡れると乾きにくいので次の日の快適さを考えると防水なしの方が私は良かったです。サロモンのシューレースは引っ張って固定するタイプなので使いやすかったです。靴のワイズ(幅)が若干細めなのでサロモンの公式サイトから足のサイズを測る手順と、その長さに合う靴のサイズの選び方を参考に探すのがいいですね。

ザック

これも何でもいいです。ザックが大きいとたくさん入れちゃうので小さめな物を用意しました。あと、雨や汗にさらされるのでザックカバーの用意もあったほうがいいです。スタッフバックや防水袋を使って防水でもいいですが意見が分かれるところだと思います。とにかく、スコールや自分の汗で濡れるので防水対策はやっておいた方がいいでしょう。私は着替えなどすぐに使わないものをビニール袋に入れて、さらにスタッフバックに入れています。なぜ、ビニール袋に入れるかというと、着替えたあとの濡れた服を入れるため。雨の日はザックカバーも付けます。小物はカテゴリーに分類してジップロックに入れています。Kindleなどのデバイスもジップロックにイン。余計なものも持っていくので私は15Lのトレラン用のザックを使っていました。何日かのスルーハイクをするときは30Lのトレラン用のを使いましたがスカスカでした。ちょっと大きすぎた感じはしますが香港で買い物をして帰るときは非常に便利でした。下にも紹介していますがUD(アルティメイトディレクション)は香港で買うと安いです。

帽子

何でもいいですが、日差しが強いので熱中症対策に必ず持っていきましょう。汗をかくので通気の良いメッシュタイプの帽子がオススメです。あとは首元の日よけ付きの帽子もGOOD。ネックシェイドっていうらしいですね。子供が使ってる首まで隠れる帽子です。後付けタイプもあるのでこちらもオススメ。日焼け止めは塗っても汗ですぐに落ちてしまうので物理的に日光を遮断できるものがあった方がいいです。

これも何でもいいです。気温に合わせた服を用意しましょう。私は化繊の半袖ジップシャツ、短パン、インナーにドライメッシュの汗を逃してくれるやつで行ってました。ミレーのドライメッシュはかなり変態っぽいですがかなりドライに保ってくれるので快適です。


気温が30℃超えない日はサポートタイツを使っています。暑そうな日はタイツをゲイター(カーフ)タイプのひざ下のコンプレッションタイツに変更します。COMPRESSPORT(コンプレスポーツ)はカラーバリエーションが多いので好きです。膝が弱いのと明日への疲れをあまり残したくないのでコンプレッション系のサポーター付けてます。


あと、日焼けが嫌なのでアームカバーも付けています。長袖を着るより体温調節もしやすいので好きです。

アウター

稜線に出ると風が強かったりするので薄手のアウターは持っていきましょう。薄いソフトシェルジャケットや嵩張らないウインドブレーカー。個人的に好きなのはシャカシャカ言わないから薄手のソフトシェル。アウターの1番効果を感じられるのは行き帰りのバスや電車です。冷房強すぎ!!気温が20℃を下回るときは何かあったときのためにフリースやライトダウンを持っていきます。

レインウェア

使い捨ての安いビニールのカッパで十分です。長時間着ることはほとんどありません。上から羽織るだけのポンチョタイプの方がいいですね。ただし、キャンプをしながら縦走する人はちゃんとした物を持っていきましょう。時期によっては低体温症になる恐れがあります。

折りたたみ傘

香港では日よけのために傘をさして山を登る人が多いです。傘はスコールを一時的にやり過ごす、街中で使うなど土地柄や気候に合っていると感じます。お店や電車で濡れたレインウェアで入るのは気が引けますからね。傘の方がスマートです。四六時中持ち歩くので軽い傘がよかったです。あと、日傘として使ってる人が多いのでUVカットに使えるものもいいです。

サンダル

下山後の街歩き用です。汗をたくさん吸った靴で過ごすより、サンダルで足を開放してあげましょう。テバはオシャレで軽いのでよく使ってます。サンダルは持ち歩くため、軽いものを選んだほうがいいでしょう。ってなると、やっぱりビーチサンダルなんですが雨の日にふくらはぎとかに水が飛んでくるのが嫌なんですよね。

行動食

お好きな物を!私が持っていくのはお昼ごはん用のパン。美食の街、香港なので世界でも有名なパン屋さんがあります。出発前の夜に買うのもいいかもしれません。ダイエット目的もあるので基本的にサプリ(BCAA)を飲んでいます。あとは何かあったときに、2日くらい凌げるようにシリアルバー3本。お腹が空いたら食べちゃいますが。夏場はありえないくらい汗をかくため、塩あめとかミネラルを補給できる食べ物があると尚いいですね。他には、せっかく南国香港に来ているので、南国フルーツを持っていくのもいいですね。地元のおじちゃんおばちゃんハイカーは頂上でみんなでフルーツ食べてます。

飲み物

個人差があるので難しいところですが私は汗かきなので1日で水を1.5Lとポカリスエット500mlを1本。夏場はポカリスエット500mlをさらに1本追加。水はハイドレーションバックに入れてます。ここで注意して頂きたいのは真水を切らさないこと。ケガをしたときに洗うために使います。理想は粉ポカリやハイポトニックの粉を持ち歩き、水は水で持っておくことでしょう。トレイルのコースによっては売店や自販機もあるので計画に入れてもいいですね。また、水場もあるので補給することは出来ますが浄水器を使うことをオススメします。万全を期すなら、さらに煮沸。その労力を考えるなら多少重くなっても持っていったほうが楽かな。とにかく香港の登山で水は生命線なので日本の1.5倍くらいの飲み物は持っていきましょう。生死を分けます。

ヘッドライト

夜の歩行はあまりしませんが道迷いや滑落などトラブルで夜を過ごす、またはタイムオーバーで夜間に移動することになったときに使います。ライトがあるかないかで精神的な不安がだいぶ変わるので小さいものでいいので持っていきましょう。

救急セット(ファーストエイド)

絆創膏とテーピング。絆創膏は言うまでもないですがテーピングは大量出血時の応急処置、膝が痛くなったときなどに使用します。捻挫などが多いため足首の固定方法は事前に練習しておきましょう。

日焼け止め

日差しが強いので塗ったほうがいいです。しかし、汗ですぐに落ちるので水に強いタイプがオススメ。私は塗るのが面倒なのでカバーできるところはアームカバーやタイツにしてます。

時計

持っていかなくても大丈夫ですが、高度計のある時計は標高が分かって楽しいです。私はGPS付きのスマートウォッチ持っていきます。GPSのログを取ったり心拍数が見えたりするのでトレーニングや記録作りに最適です。GARMINの時計は登山に特化してるのでオススメです。特に軽さとGPSの駆動時間が長いことが他にはない良さです。

筆記道具

ペンと紙は持っておいて損はないです。
タクシーに乗る時に行き先を書いたり、ホテルや地元の人に書いてもらったり。

タオル

汗が多過ぎて意味を成さないので歩いてるときは使ってません。
下山後にさっぱりしたいのとシャワーを浴びたりするので1枚持っていってます

着替え

私はTシャツ、短パン、パンツだけ。
雨に濡れたときと下山後の冷えの防止で。
温暖気候なのと下山後に街にすぐに戻れるのでそれほど必要ないです。

ビニール袋

ゴミは持って帰りましょう。
香港のトレイルはゴミ箱が所々設置してあるので捨てる場所には困りませんが来た時よりキレイをモットーに。

ベースアイテム+α

GPS

GARMINのetrex30xを使っていました。目的はGPSのログ取りと道に迷ったときに帰れるようにのお守り。なんせ外国ですからね。今はGARMINの腕時計と携帯のアプリmaps.meで十分足りてしまうため出番はかなり減りました。これは不測の事態に陥った時の保険と趣味です。使い方が非常に面倒なので初期投資を考えるとモバイルバッテリーや携帯電話のスペックにお金をかけた方がいいと思います。
etrex30x(※最新はetrex32x)のいいところは単3電池2本でGPS起動状態で25時間持つパワーとトレッキングの他に自転車、バイク、カヌーなどかなりのアクティビティーにも使えることです。並行輸入でも日本語化できるのでそちらでもいいかもしれませんが補償内容が変わるのでご注意を。私はetrex30xの英語版を日本語化して使ってますが問題は今のところないです。英語版と日本版で値段が倍近く変わるので悩みどころですね。

浄水器

半日や1日くらいなら持っていきません。何日も歩く予定の時は、水が尽きたときの保険に持っていきます。そのまま飲める水場もありますが川から引いている所もあるので現地確保の場合は浄水します。しかし、私は水などを余分に持っていく質なので結局、試しに2回使っただけでした。

トレッキングポール(ストック)

長距離移動するときや荷物が重いときは持っていきます。
やっぱりあると無しではだいぶ違います。
半日で山行を終わりにして帰りに香港で遊んで行くときは邪魔なので持っていきません。

カメラ

思い出は記録!
いつスコールに会うか分からないので防水タイプがいいですが携帯でも代用可能。
私はオリンパスのTG-820という機種を使っていました。アクセサリーが豊富で水中撮影もするので重宝しています。正直、携帯電話のカメラの性能の進化が著しいのでいらないと言えばいらないですね。携帯が壊れた時のリスク分散です。

サングラス

日差しが強い日はあるといいです。
あとは枝などの突起物からの目の保護に。

香港で泊まるとき

洗濯紐

紐なら何でもいいです。私は細引き(3m)を2本持っていってます。洗濯用途以外でザックにものを付けたりと色々使えます。

洗濯バサミ

3、4個は持っておくとかなり便利。

洗濯洗剤

小分けのタイプを必要な日数分。

洗面道具

お好きなものを。現地購入も可能ですが日本で買った方が安いです。

最後に


自然相手の遊びなので海外旅行保険に入っておきましょう。クレジットカード付帯のものでもいいです。使用条件などは一度確認しておいた方がいいです。医療費、チョー高いです!

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