【香港トレッキング】~香港トレイルの歩き方~

香港トレイル

香港トレイルの魅力

香港の4大トレイルの中では街からのアクセスがよく、香港らしさを堪能できるできるコースです。
トレイルの全長も50kmと短く滞在しながらのお手軽さもあります。
100万ドルの夜景で有名なビクトリアピークを起点として、香港島の東の端の大浪灣までの香港島を横断するコース。
セクションは8つに分けられ、1つのセクションは他のトレイルに比べ短めに設定されています。
全長は短いものの、アメリカのテレビ局CNNの世界のベストトレイル23やアジアのベストトレイルに選ばれている龍背(ドラゴンズバック)や香港の街並みを間近に山から見下す道など魅力的なコースが詰まっています。
香港の山と街の近さを感じながら山の中腹を周り込み、摩天楼がすぐ近くにあることを忘れる森の中をハイキング。
最後は右も左も海を見ながらドラゴンズバックを歩くコースです。
ドラゴンズバックのゴールは大浪灣と言う海です。
英語で書くとBig Wave Bay、サーフィンが出来ます。
いい波、見たことないけど。
水着でドラゴンズバックを歩いてそのまま海でサーフィン、シャワーを浴びてビールを飲んで帰る、なんていう南国のいいところを100%出し切るアウトドアマンならではの夢のトレッキングも出来ます!
大浪灣はサーフボードのレンタルもシャワーもあります。
※シャワーは有料でその辺の食堂で聞けば貸してくれます。
香港トレイル全体でアップダウンはキツくないので初心者の人にもお勧めです。

香港トレイルの概要

実際に歩いた軌跡と公式地図に掲載されているコース概要です。
※セクション8のログが取れていないのでGPS 情報がありません
セクション4を間違ったので変な軌跡になっちゃいました。
安全なトレイルですがコースの確認は入念にしましょう。

歩いたGPSのログ
No距離[km]時間[h]難易度
1山頂(The Peak)→薄扶林水塘道(Pokfulam Reservoir)7.02★★
2薄扶林水塘道(Pokfulam Reservoir)→貝璐道(Peel Rise)4.51.5★★
3貝璐道(Peel Rise)→灣仔峽(Wan Chai Gap)6.51と3/4★★
4灣仔峽(Wan Chai Gap)→黃泥涌峽(Wong Nai Chung Road)7.52
5黃泥涌峽(Wong Nai Chung Road)→ 柏架山道(Mount Parker Road)4.01.5★★★
6柏架山道(Mount Parker Road)→ 大潭道(Tai Tam Road)4.51.5
7大潭道(Tai Tam Road)→ 土地灣(To Tei Wan)7.52
8土地灣(To Tei Wan)→ 大浪灣(Tai Long Wan)8.52と3/4★★★
全長(total)5016

香港トレイルの歩き方

すべて歩くと50kmです。
4大香港トレイルの中では距離も短く、アップダウンも比較的すくないため初心者でも楽しめるトレイルでしょう。
また、公共機関へのアクセスもしやすいため、夜は宿に泊まって、日中にトレッキングをするスルーハイクが非常に楽なところも旅行者には最適です。
また、スタートがビクトリアピークの頂上付近からスタートするため、最初から下りで始まるところなんかは気分が非常にいいです。
合わせてピークトラムを使ったりして観光も楽しんじゃいましょう。
香港トレイルは、最初にピークの周遊ルートで”これぞ香港”というビル群を間近に見下ろします。
しだいにトレイルコースは山の中へ入り、街の喧騒が消え、山中の水をかき集めるために作った引水道を見て、香港の水に対する必死さを感じ、最後に爽快な稜線歩きをして海に出ます。
セクションの区切りは公共機関までのアクセスが容易です。
※下記のセクションはアクセスが不便なので合わせて歩く覚悟で行きましょう。
セクション5とセクション6をセット、セクション5は山を2つ越えるので少し大変ですがセクション6と合わせても8.5㎞でなので余裕です。

私は全部で4日間かけて歩きました。
1日トレッキングに使える方なら3日間で可能だと思います。
私は朝から夕方まで歩くことはせず、昼過ぎには下山もしくは市街地に戻るスケジュールを立てていました。
香港の経済の核心部の近くにすぐに行けるので、美味しいごはんへのアクセスも容易です。
美味しいごはんを食べて、香港のアウトドアショップで物色して日本ではあまり見かけないメーカーを探して、、などしているとトレッキングにすべてはあててられませんでした。
香港はすべて免税のため日本よりも安く買うことができます。
また、香港のお店は開店時間が遅い(11時とか)ので午前中に歩くことを考えてました。
あとは暑さ対策。
香港トレイルは、アップダウンがきつくないので消費カロリーに対して美食の街、香港は確実に摂取カロリーが上回りまのでご注意を。

他のトレイルと比べて、ハイキングに近い楽しみ方ができるので、周りの人たちもガチな人が少なく、香港のいろんなスタイルで運動をしている人たちを見ることができます。

個人的なオススメコース


50㎞歩いてみる!

Day1:香港トレイル1,2,3(18km)
Day2:香港トレイル4,5,6(16km)
Day3:香港トレイル7,8(16km)
一日の行動時間は5時間くらいです。
そこに移動時間を往復1.5~2時間くらい入れておけばいいかと思います。
※香港の中心街を起点とした場合です。
朝一から活動できればトレッキング後にシャワーを浴びて、夜の街に繰り出す時間はたっぷりあります。
夜は街中に戻って宿泊するスルーハイクで考えています。

単発で歩いて行きたいところをアレンジ

セクション1,2
中環(セントラル)の摩天楼とビクトリアハーバーを間近に感じて、ぐるっと反対側に出て、香港仔(アバディーン)の港を見下ろす街中と自然のいいとこどりコース

セクション8
有名なドラゴンズバックを行くコース。
スタート地点が山の中腹から始まるので登りも少なくてすぐに稜線歩きができるところは非常に魅力的。
稜線歩きは龍の背を行くような突き抜けた景色をみることができます。


これらは私がスルーハイクかつ荷物は最小限にして実際に歩いた感覚で書いています。香港アルプスや実記録を参考にアレンジしてみて下さい。

持ち物

実記録

実際に行ってみた行き方と感想です。

コメント