【香港トレッキング】マクリホーストレイル9,10~100㎞のトレイルのゴールを見に引水道を行く~

マクリホーストレイル

日時:2019年2月23日
歩いたセクション:マクリホーストレイルセクション9,10
時間:スタート9:30 ゴール15:00 合計5.5時間
行き方:MTR荃湾駅A出口から左、階段を上がったバス停で錦田行き51番の郊野公園で下車
総移動距離:21㎞
スタイル:ライトハイク



マクリホーストレイルセクション9はすべて舗装路です。
大変な登りも下りもなくゆっくり歩けるコースです。
終わりにエスケープルートがなく、セクション10も一緒に歩かないといけないので距離は22㎞となります。
頑張りましょう。
セクション10は引水道を歩くためトレイルとしては楽で距離の割には時間はかかりません。
しかし、舗装路をひたすら歩くこと、変わり映えのない景色。
これまでのトレイルとは違って飽きてきますがマクリホースのラストスパートと割り切って突き抜けましょう。


郊野公園から始まります。
大きな看板があってマクリホーストレイル9の入り口。
看板の裏にマクリホーストレイルセクション9の看板が立ってます。

遮断機の横を通って森の中へ入っていきます。
荃湾キャンプサイトの方向へ向かいます。

荃湾キャンプサイトをちらっと見ていきました。
整地されたテントを張るには良さそうなキャンプ場です。
セクション9の入り口のトイレで水が出るかチェックしてくるの忘れた。
水が出ればすごくいいキャンプ場ですね。

ここから登りになり景色が開けてきます。
ガスっていて展望はよくないですが街が見えます。

道はコンクリート。
ずっと続くわけですがめげずに進みましょう。

特筆することのない道を行きます。
すると池が見えてきて、その向こうにMTRの西鐵線が見えてきます。

そこから先も特に何もなくコンクリート道路を進み田夫仔露営場(Tin Fu Tsai Camp Site)があってそこで終わりになります。
道の途中ですが、どうすれば??
そしてマクリホースセクション9の終わりにセクション9の屋根付き地図が入っています。
???
セクション9が終わったのに何でセクション9があるの?
本来はセクション10の地図が張ってあるべきところですが。
まぁ、気にせず。

時間があったのでキャンプ場を見てみました。
ここも整地がされた芝生のキャンプ場で、テントを張るには最適。
まき用なのかな?、枝切か間伐した気が置いてありました。
焚火もできるじゃん。
水場もありましたが、流れがあまりないため、飲み水には適してなさそう。
頑張って持ってくるか、上流に水を探しに行くか。
誰か香港キャンプの水事情を教えてくれませんか??

アーチに戻り、キャンプ場を横目にコンクリートの道を進んでいくとマウンテンバイクのグループと出会いました。
こんなところで何をやっているかと思ったら少し先にマウンテンバイクのオフロードコースがりました。
楽しそうです。
入り口のところで休んでいると颯爽とマウンテンバイカーが下りてきました。
香港は知らないだけで遊ぶところはたくさんあることを知ります。

そこからしばらく行くとセクション10の看板がありました。
これからセクション10かとちょっと安堵します。
田夫仔露営場にあった地図は何だったんだろう??

道は緩やかに登りになり、香港では珍しい広葉樹の並木道を行きます。
2月末でしたが新緑がさわやかでしたね。
秋に、というか、香港だと冬になると紅葉するのでしょう。

並木道を抜けると伯公坳というお社があったので寄ってみます。
中には神様がたくさん。
旅の無事を祈ってお参りしていきましょう。

コースに戻って突き当りまで行くと階段になります。
ずっと平坦な道を歩いてきたので階段が地味にしんどい。。

途中にまたお社があってここでもお参り。

土道になって鉄塔の下をくぐります。

最後に階段を上ると大欖涌水塘(Tai Lam Chung Reservoir)が見えてきます。

舗装路を行くと引水道にでます。

ここでM188、これからひたすら引水道を歩きます。
あと6㎞、頑張りましょう。
引水道の斜面にはウツボカズラが群生しています。
結構長い距離にわたってウツボカズラの群生。
水がしたたり落ちるところには必ずと言っていいほどあります。
他のトレイルのコースでも引水道をあまた通るのですが、自然破壊ではないかと感じます。
引水道には生態系がほとんど形成されていません。
時々、魚を見ますがたいていはアメンボくらいしかいません。
トンボとかはちょうどいいのかな?
ですが大雨とかがあるとコンクリートで護岸されているので水の逃げ場は一本しかなく、かなりの水圧をもって流れていくのでその都度全部流されていくのではと推測してしまいます。
が、まぁ、香港は水を確保するために必死なわけで、それでトレイルができている部分もあるので悪いことばかりではないと、、
人間のエゴですね。

引水道を歩いていて上に目を向けるとごつごつした岩があります。
退屈な歩行に少し色どりを加えてくれます。

少し開けたところではマンション群が見えてその奥に青山が見えます。

途中、バーベキューをしている人たちがいました。
そこから少し行くと水を取ってるおっちゃんが。。
香港アウトドアの水事情がわかった気がしました。
こうやって水を確保しているのですね!
飲むのかはわかならいけどとにかく水は引水道から取っていた事実にいろいろすっきりしました。

大欖郊野公園のアーチを抜けるとM199の標距柱があって長い引水道が終わったとちょっとぐったり。

ここから川沿いを歩いて行きます。
黄色の手すりに沿って歩いて行けば迷わず行けます。
心配があれば地図アプリで確認しながら行きましょう。
バラックのような家々を通り抜けて、川と言ってますがどぶ川に近い川を見ながら進み、自然の中を歩いてきて、徐々に人の営みを感じつつ、突然現れるビルに驚き、車の音が近付いてきて長かったマクリホーストレイルは幕を閉じます。

最後の標距柱M200はスタートのマクリホーストレイルの看板とは対照的に大通りの脇に誰にも気付かれないように主張もせず、そこにありました。


ここから道路を横断して場外馬券売り場があります。
左手にイオンがあったのでそこで海鮮丼を食べて帰りました。


マクリホーストレイル9、10は長い長いトレイルの締めくくりとしては些か趣向に欠けたところは否めないですが、これまでのマクリホーストレイルの思い出を回想するにはもってこいのルートです。安全かつ見どころほとんどないので(笑)

持ち物はコチラ↓

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