【香港トレッキング】ランタオレイル9、10、11~歩いてきた山々を見ながら歩く~

ランタオトレイル

日時:2019年5月3日
歩いたセクション:ランタオトレイルセクション9、10、11
時間:スタート8:45 ゴール14:40 合計6時間
行き方:MTRで東涌(トンチョン)へ、そこから23番のバスで沙咀で下車
総移動距離:17㎞
スタイル:ライトハイク


今日はランタオトレイルセクション9、10、11を歩きました。海を見ながら勾配の緩やかなハイキングを楽しみます。セクション10、11は引水道をひたすら歩くやや単調なコースです。

この日も旺角から始発のMTRで東涌(トンチョン)へ、そこから23番のバスで沙咀で下車。
ランタオトレイルセクション9の入り口に8:45に到着。
石壁水塘というダムを渡ります。
さっきバスで通ってきたところを折り返す口惜しさたるや、何とも言い難い。
ダムの山側を見ると初日に登頂したランタオピークが天気がいいと見れます。
曇ってるなー!

ダムの下流側を見ると芝生が生えています。
そこを牛が各々草を喰み、昼寝をしています。
のどかな風景ですがこの牛たちに柵はなく、自由に動き回っています。
バスも車も止めるのも自由。
時々、道に出てきます。
襲われることはないと思いますが注意して歩きましょう。
ダムの先には刑務所があります。
海に面したオーシャンビュー!
中は知りませんが立地は最高ですね。

ちょっと寄り道をして刑務所に行ってみます。
入所するわけじゃないですよ。

遺跡があります。
法定古蹟に登録されてい石壁石刻(Shek Pik Rock Carving)です。
まぁ、見た所で特に何もないですがせっかくここまで来たから寄ってみましょう。

特に何でもない遺跡を見る為に下ってきた坂を登り返します。
来なきゃよかった。

コースに戻って舗装路を歩いていきます。
砂浜とか見ながら、大して面白くもない舗装路を歩きます。
海はそれほどきれいではないですが水遊びをしていってもいいかもしれませんね。
トレイルは次第に山の中に入っていきます。
やっぱり、オフロードの方がテンション上がります。
いい感じのトレイルコースです。

生き物でも探しながら歩いて行きましょう。

低木林なので視界が開けてて気持ちよく歩けます。
海を見ながらアップダウンを繰り返して下ったところでまたビーチ。

こっちのビーチはキャンプ場。
水も出ててみんな好き好きにやってます。
自然の中のキャンプ場でいいところです。
やわらかい浜砂の中に樹木があるので日影を確保できますし、ハンモックも張れます。
浜の上で寝たい。
ハンモックで昼寝したい。

キャンピングビーチから上がってコンクリートの舗装された道を行くと水口のバス停付近でランタオトレイルセクション9は終わります。
そのまま、道路を歩いてランタオトレイルセクション10に進みます。
ランタオトレイルセクション10はほぼ引水道なので特に面白いところはありません。

さて、山道に入ります。程よい勾配の坂を登っていきます。

しばらくすると茶色の壺がたくさん置いてあります。
壊れてるものもあります。
さて、これは何でしょう?
正解は骨壷。
何か気が引けるので写真ありません。
こんなに無造作に置かなくてもいいのにと外人のごとく思ってしまいます。
それには文化があるわけだから大きなお世話でしょうがちょっと思ってしまします。
この骨壷はトレイルを歩いていると時々見かけます。
土に埋まってるのとか転がってるのとかあります。
壊れてる壺は、中身が「こんにちは」をしてるのもあるらしいですが流石にそれは見たことはありません。
トレイルにあるものは管理局の人が対処しているのでしょうか?
奇特なハイカーが埋葬してあげてるのでしょうか?
香港のお墓は写真や名前、時には出身地とか情報が豊富で面白いです。
この世を去られて、輪廻の世界に戻った、たまったく知らない方の個人情報を見たところで何も得るものはないですが、こんな人がいたんだなぁと偲びましょう。
お墓の形は沖縄の亀甲墓に似ていて、同じ文化圏にあったのではないかと想像せざるを得ません。
香港で遥か遠くの沖縄に思いを馳せます。
ソーキそば食べたい。

登り切ると引水道。

このまま、ゲートまで行くとそこでランタオトレイルセクション10は終了します。
近くに見晴らしのいい高台のベンチがあるので一服しましょう。
私は一服のつもりが昼寝してました。
景色と曇りですが時々見せる太陽とそよ風が気持ちよくてつい。

ここでドロップもできますが、そのまま足を進めてランタオトレイルセクション11へ入っていきます。
今日はできればセクション12のゴールまで歩きたいです。
ランタオトレイルセクション11も引水道がほとんどで面白くないので写真が1枚で終わってました。

石畳の道が終わって、コンクリートの道へ、そして道路に出て貝澳(プイオー)の集落に到着、ランタオトレイルセクション11は終わりです。

ランタオトレイルセクション12も歩けたけど、急な仕事が入ったのと3日間歩き詰めだったので今日はここで終わりにしました。
残念!

持ち物はコチラ↓

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