【香港トレッキング】香港トレイル1,2~摩天楼を見下ろして歩くお手軽ハイキング~

香港トレイル

日時:2018年10月6日
歩いたセクション:香港トレイルセクション1,2
時間:スタート10:30 ゴール13:30 合計5時間
行き方:行き方はたくさんありますがビクトリアピークを目指します。ピーク・トラムを使った生き方の紹介です。中環(セントラル)のピークトラムの山麓駅で乗車、山頂駅で下車。ピークタワーのエスカレーターで上がって、外へ。外に出たら右へ、盧吉道・夏力道・克頓道の分岐がスタート地点。
総移動距離:13㎞
スタイル:ライトハイク



香港トレイルは香港島を東西に横断するトレイルコースです。
距離は50㎞ですがこれから制覇してみたいです。
香港トレイルセクション1のスタート地点は100万ドルの夜景で有名なビクトリアピークです。
ビクトリアピークは観光地としても有名なので行き方はたくさんあります。
ガイドブックでもネットの検索でもたくさん出てきます。
旅行で来るならピークトラムがお勧めですね。
急斜面を1直線にトラムが走っていきます。
最大傾斜23度のトラムをトレッキング前に味わって行くのも旅の思い出になるでしょう。
ただ、すごい混むので早めに行かないと待ち時間に焦ります。
※2019年時点、車両を増やす工事をしているようなので混雑が緩和されることを祈ります。工事終了は2021年の様です。
他の行き方はMTR金鐘から山頂行き15番のバスや歩いてピークまで登る方法もあります。
歩いて登るときは香港動植物公園、香港大学あたりから行けますが1〜1.5時間かかります。
1日トレッキングに使えるなら中環(セントラル)や金鐘あたりから歩いても香港トレイルのセクション2くらいまでは行けます。
ホントに頑張ればセクション3に入って、湾仔峡(ワンチャイギャップ)というところまで行って湾仔へ抜けれます。
香港島の西側をぐるっと回れます。


話が逸れましたがピークトラムに乗って出発します。
深圳を朝一に出てきたのにピークトラムに乗れたのは9時ごろ。
急斜面を上っていきます。
8分ほどのトラム旅を楽しみます。
セントラルのビル群がすごいですね。
九龍の方も見えます。
この辺りが100万ドルの夜景で有名なところです。


ピークタワーから外に出てスタートです。
ひとまず、香港トレイルのスタート地点を探しに行きます。
ホントにおまけのように看板が立っているので初めて来たときには迷いました。
行き方はピークタワーを出て右へ、少し歩いて行くと盧吉道・夏力道・克頓道の分岐があり、そこがスタートポイントです。
香港トレイルは盧吉道を行きます。
香港トレイルのシンボルは男女が並んで歩くマーク。
ハイキングチックでかわいいです。これからこのマークを探しながら50㎞を歩きます。

ここからの道は遊歩道になっています。
観光の人、子供連れ、犬の散歩、ジョギングや本気で走っている人、いろいろな人がいて面白いです。
上半身裸で走る若い男性や腹を出しておしゃべりしながら歩くおっちゃん達。

余談ですが中国人のシャツを捲り上げて腹を出してるスタイルを中国ビキニっていうらしいです。
前にニュースで見たのは何で服を脱がないのですか?という質問に対しての答えが全部脱ぐと恥ずかしいからと言っていました。
価値観なんて人それぞれですね。

香港トレイルセクション1はピークの山の中腹をまきながら半周歩きます。
ピークの山から外れるまではこの遊歩道を歩きていきます。
ビクトリアハーバーを望みながら歩きます。
道には植物の説明看板があるので読みながらでも。
香港の植生がわかって楽しめると思います。
遊歩道は崖に張り付くように作られており、直下のセントラルのビル群がキレイに見えます。
遊歩道はいくつもビューポイントがあるのでビル群をいろんな方向から見れて香港の都会っぷりを再確認できます。

周りの木々はさすが南方と思わせる成長っぷりを見せてくれます。
大きなガジュマルやゴムの木があります。

盧吉道と夏力道の分岐がありますが香港トレイルのシンボルに沿っていけば迷わずに行けます。
薄扶林水塘(ポークフーラム)を目指して行きます。

ここまで来るとピークの西側まで来ており、景色も中環(セントラル)のビル群は見えなくなって島などが見えます。

標距柱H007まで来たところで山道に入っていきます。
山道と言っても階段ですが、遊歩道よりはトレッキングらしくなってきます。
森の中を歩いて行きます。

途中にラマ島が見えます。
ピークを回って南側が見れるようになってきた証拠です。


分岐がありますが香港トレイルのシンボルと薄扶林水塘を頼りに行きます。


トレイルはきれいで森林浴を楽しみながら歩いて行きます。
途中、川や小さい滝もあり退屈しません。
セントラルから出発しているので今自然の中にいるギャップに戸惑います。


H014を過ぎて舗装道路に出て少し行くと三叉路に出て、ここで香港トレイルセクション1は終わります。
地図付きの案内が出ています。

今日はこのままセクション2も歩きます。
三叉路をまっすぐ行き山道に入ります。

馬の通行禁止の標識が。。馬、歩くのかね?


しばらく行くと倒木がたくさんありました。
2018年の台風の爪痕です。
まだ、街中でも片付けが終わってなかったのでさすがに山の中は手が付けられていないんだろうな。
しかし、コース上の倒木はほとんど撤去されており、管理局の方々には頭が下がります。

H018から引水道の横を歩いて、視界が開けるとラマ島が近くなり、香港仔(アバディーン)のビル群が見えてきます。
自然から都会の景色のギャップがやっぱりすごい。


手すりのある急な階段を下りて街に近付いて行きます。
景色がいいですが足元には注意しましょう。


下り切ったところに引水道があるので渡って道幅の狭い引水道沿いの道を歩いて行きます。

貝璐道(Peel Rise)まで出るとセクション2は終了。


今日はここで終わりです。
帰り道を地図アプリで検索してみました。
さて、ここから香港仔(アバディーン)までが遠い。
人が歩いていたので引水道をひたすら歩いて香港仔(アバディーン)まで行ってみました。
引水道からショートカットできそうな道を探しながら行きます。
ミスったな、見た目が遠回りでも貝璐道を行けばよかった。
何とか街に出る道を見つけて香港仔(アバディーン)の街中まで出ることができました。


香港仔(アバディーン)の街をぶらぶらしてご飯を食べてスタート地点のセントラルまで戻りました。
お昼はワンタンうどんとこの辺の名物だという小魚の揚げ物。
香港のワンタンメンは有名ですがこちらは甘辛い醤油味。
まぁ、太いうどんです。
小魚の揚げ物も甘辛いタレがよく染みておりビールのつまみに最高でした。


香港の街の核心部を山の上から望み、ぐるっと回って一昔前に栄えた香港仔(アバディーン)をつなぐコースは山あり、ダムあり、引水道ありのいろんな景色の楽しめるトレイルルートでした。
何がいいってお手軽さが素晴らしいです。

コメント

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