マクリホーストレイルの魅力
マクリホーストレイルは、とにかく、いろんな絶景と体験ができるコースです。
九龍半島を東西に横断する香港最長のトレイル。
セクションは10に分けられ距離は100kmとなります。
西貢の山奥に分け入り、海を眺めながら歩くエリアは絶景の連続、九龍の裏山に入れば見晴らしのいい天上のハイキングと大都会を見下ろす稜線のトレイルが楽しめます。
また、マクリホーストレイルはナショナルジオグラフィックで世界の夢のトレイル20にランクインするくらい魅力的なコースです。
マクリホーストレイルの概要
実際に歩いた軌跡と公式地図に掲載されているコース概要です。
No | セクション | 距離 [km] | 時間 [h] | 難易度 |
1 | 北潭涌(Pak Tam Chung )→浪茄(Long Ke ) | 10.6 | 3 | ★ |
2 | 浪茄(Long Ke )→北潭凹( Pak Tam Au ) | 13.5 | 5 | ★★ |
3 | 北潭凹( Pak Tam Au )→企嶺下(Kei Ling Ha ) | 10.2 | 4 | ★★★ |
4 | 企嶺下(Kei Ling Ha )→大老山(Tai Lo Shan) | 12.7 | 5 | ★★★ |
5 | 大老山(Tai Lo Shan)→大埔道(Tai Po Road ) | 10.6 | 3 | ★★ |
6 | 大埔道(Tai Po Road )→城門(Shing Mun ) | 4.6 | 1.5 | ★ |
7 | 城門(Shing Mun )→鉛鑛凹(Lead Mine Pass ) | 6.2 | 2.5 | ★★ |
8 | 鉛鑛凹(Lead Mine Pass )→ 荃錦公路(Twisk ) | 9.7 | 4 | ★★ |
9 | 荃錦公路(Twisk ) →田夫仔(Tin Fu Tsai) | 6.3 | 2.5 | ★ |
10 | 田夫仔(Tin Fu Tsai)→屯門(Tsuen Mun) | 15.6 | 5 | ★ |
全長(total) | 100 | 35.5 |
マクリホーストレイルの歩き方
すべて歩くと100kmです。
場所によってはハードなコースもありますが健脚の人は5日で行けると思います。
コースはセクションの区切りのところで公共機関へアクセスが出来ます。
※下記のセクションは公共機関へのアクセスがないので合わせて歩く覚悟で行きましょう。
セクション1はセクション2とセット、セクション7はセクション8とセットで考えて下さい。
特にセクション1と2を合わせると距離が23kmとなり、ずっと山道を歩くことになるためセクション1の途中までタクシーを使うかエスケープルートを使うなど工夫が必要です。
また、サイクンエリアは公共機関では乗換が必要だったりとトレイルヘッドまで時間がかかります。
このため、タクシーを使って移動時間を短縮するのも手です。
香港4大トレイルの中では道がはっきりしているマクリホーストレイルですが、道迷いのリスクを考慮して明るい時間にバス停などに到着できるスケジュールを考えましょう。
また、コースの途中には海の家みたいな商店などがあり、飲み物や食事が可能。
しかし、100%開いてるかと言うと自身がないので保険くらいに考えておいたほうがいいかもしれません。
自動販売機もありますがオクトパスが必要なので用意しましょう。
私は全部で7日間かけて歩きました。
昼でやめて街中に遊びに行ったり、セクションをまとめて歩いたりと自由にルートを決めていたのでこのくらいかかりました。
個人的なオススメコース
100km歩いてみる!
Day1:マクリホース1,2(24km)
Day2:マクリホース3,4(23km)
Day3:マクリホース5,6(15km)
Day4:マクリホース7,8(16km)
Day5:マクリホース9,10(22km)
夜は街中に戻って宿泊するスルーハイクです。
いずれも、行き帰り、公共機関の乗り場が近くにあるコースで考えてみました。
夏場に行くと暑すぎて結構キツイと思います。
ですが、香港を横断するコースは絶景が待ってます。
最後のセクション9,10は舗装道路が続くので割り切ってやめてもいいかも。
私のオススメショート版
Day1:マクリホース1,2(24km)
Day2:マクリホース3,4(23km)
Day3:マクリホース5,6(15km)
海、山、天上回廊に摩天楼のビル群を行く、いいとこ取りコース。
余力があればセクション7の針山を登って、セクション8の香港の最高峰の大帽山に行ってもいいですね。
単発で歩いて行きたいところをアレンジ
海を望む絶景を見るならセクション2
山岳地帯を歩くならセクション3
天井の回廊を歩くならセクション4
摩天楼を見下ろす山道を行くならセクション5
360度のパノラマを望むなら針山のセクション7
三角点は踏めないが香港の最高峰の大帽山に登るならセクション8
と時間のない人は単発で歩いて行きたいところでアレンジするのがいいと思います。
他の人気のコース
セクション2とシャープピークを合わせたコース
セクション8で途中から滝を見に行くコース
これらは私がスルーハイクかつ荷物は最小限にして実際に歩いた感覚で書いています。
香港アルプスや実記録を参考にアレンジしてみて下さい。
持ち物
実記録
実際に行ってみた行き方と感想です。
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