【香港トレッキング】ランタオトレイル1、2、3、4(前編) ~山を登り終えた先に待つ大仏~

ランタオトレイル
実際に歩いたGPSのログ
実際に歩いたGPSのログ
  • 日時:2019年5月1日
  • 歩いたセクション:ランタオトレイルセクション1、2、3、4
  • 時間:スタート9:45 ゴール17:45 合計9時間
  • 行き方:セントラルから6番のフェリーで梅窩(ムイオー)
  • 総移動距離:20㎞
  • スタイル:ライトハイク

5月の連休を利用して3日間でランタオトレイル70㎞走破を目指して!
行けるか⁉
行ってみないとわかりません。
1日目はランタオトレイルセクション1、2、3、4合計17.5㎞を歩きます。
香港のセントラルから6番のフェリーで梅窩(ムイオー)へ。
1時間ほどの船旅を楽しみます。

まぁ、初めて来たところはどこでもそうですがフェリーの港を出ると、、、
ここどこだ?
ってなります。
右も左もわからない。
香港アルプスの本を見るとロータリーを超えて南山へ行く道を行けと書いてあります。
が、よくわからないので取り敢えずロータリー脇の市場の食堂街に行ってみました。
朝から上半身裸でトランプに興じるおっちゃんたち、その先で一人朝ご飯を食べる右も左もわからない私。
店のおばちゃんにランタオトレイルに行きたいんだけど、どこ?と聞くと指を指して教えてくれました。
ロータリーの向こうだと。
本と同じことを教えてくれました。
あっちの方ね、
わかったのでサンドウィッチとミルクティーを飲みながら今日行くルートの予習をします。
中国語で三明治(サンミンジー)と言えば出てきます。他にも出前一丁とかあります。私はツナサンドを頼みました。
味は家庭感がいっぱいで憎めないですが味と値段のバランスがね、、、
日本のコンビニのサンドウィッチの方が数倍美味しいです。
香港のローカル朝食事情と雰囲気を味わうのにはうってつけです。

あっちの方のランタオトレイルセクション1に進みます。
するとありました。
南山の看板。

足を進めるとありました。
ランタオトレイルの標距柱L002
L001は?
まあ気にせず。
※後で調べると道の途中にあるコンクリートに埋まってるみたいです。
この先、3日間、この男女が歩くのがトレードマークのランタオトレイルの標距柱を149個見つけることになります。
よろしくお願いします。

ランタオトレイルセクション1はただ舗装路を歩くだけ。

はい、ランタオトレイルセクション2に入ります。
きれいなアーチがお出迎えしてくれます。
ランタオトレイルの実質の入り口はこちらです。

ここから永遠と上りです。
ランタオトレイルセクション1はウォーミングアップみたいなもので、この時のためにわざわざ用意したのではないかと思ってしまいます。
標高を上げていきます。
木が低くなってきて展望が開けてきます。
そりゃ、海から上ってるから標高が上がった分だけ自分が歩いた高さです。
海がきれいに見えてきました。
島特融というか山と海の近さがよくわかります。
平地がほとんどないということなのですが。

木も少なくなってきて標距11あたりまで来ると景色は草原へ変わります。
ちなみにこの分岐を曲がると蓮花山(Lim Fa Shan)へ行けます。
往復1時間くらい。
この日はあいにくの天気だったので止めました。
ここからでも遠くまで草原と道が見えるはずなのですが残念です。
5月の香港なんてこんなもんですよ。

しばらく歩くと石造りの家が見えてきます。
ここは第2次大戦下に日本軍が広州を占拠したときに香港に移民が流れ込こんできて、香港に住んでいた喧騒を嫌うイギリス人たちが下界から逃げてきてここに移り住んだ跡地です。
家にはカギがつけられ、中には入れません。
しかし、小屋の軒先にベンチが置かれていているので小休止をするにはちょうどいいです。
草原地帯で遮るものがほとんどないので遠くまで見渡すことができます。
休憩でもしながらおやつを食べてイギリスチックにティータイムなんていかがでしょうか?
私はシリアルバーを食べて終わりです。
痩せねば!
景色は草原が広がっていて、見ているとこれはこれでいい生活だなと思います。
水もあり、牧歌的な景色が広がっています。
食料どうしてたんだろう!?

草原の道に分岐があり、左がランタオトレイル、右が大東山(Tai Tung Shan)869mに上る道です。
その時はそれを知らず前に人が見えていたので右に行ってみました。
草原の道はいろいろ分岐しておりどの道が正しいのかわかりません。

とりあえず前に人がいたのでそっちへ行きました。
そしたらどこかの頂上に着きました。
よくわからないので近くにいた人に聞くと、大東山(Tai Tung Shan)=サンセットピークだよと看板を指しながら教えてくれました。
ここまで来て初めてランタオトレイルから外れていることに気が付きました。
その時にこのアプリが便利だと言ってMAPS.Meを教えてもらいました。
次の日から大活躍。
来てしまったものは仕方ないので写真を撮って楽しみます。
晴れてれば青い空と遠くまで続く山容が見えるはずなんですが今日は雲海でした。
まぁ、それはそれでいい思い出ですがせっかく南国まで来てるから青空見たかったです。

道は間違っていても、方向的には間違ってないからそのまま進行方向に行けばランタオトレイルに戻れると思っていた私。
地図を見ると戻る道はありません。
近くにいた親切な香港人トレイルランナーにランタオトレイルに戻りたいと言うと、
来た道を戻れと。
!!??
やばいなだいぶ時間をロスしたぞ!
先には進めないのか。
ここから大急ぎで山を駆け下りランタオトレイルセクション2は終了しました。
伯公坳(Pak Kung Au)でランタオトレイルセクション2が終わります。
ここからバスで梅窩(ムイオー)やMTR東桶駅(トンチョン) に戻れます。
↓後編へ 続く↓

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