【香港トレッキング】ランタオトレイル1、2、3、4(後編) ~山を登り終えた先に待つ大仏~

ランタオトレイル
ランタオトレイル1234
実際に歩いたGPSのログ

日時:2019年5月1日
歩いたセクション:ランタオトレイルセクション1、2、3、4
時間:スタート9:45 ゴール17:45 合計9時間
行き方:セントラルから6番のフェリーで梅窩(ムイオー)
総移動距離:20㎞
スタイル:ライトハイク


↑前半はコチラ↑
午前中にランタオトレイルセクション2まで歩きました。
今日の目標はランタオトレイルセクション4まで行くことなのでそのままランタオ3へ突入します。
ランタオトレイルセクション3のハイライト、鳳凰山(Lan Tau Peak) に向けて出発しましょう!
ともあれ、サンセットピークを駆け下りて疲れたので伯公坳の東屋で休憩します。
時間はもう13時半、暗くなる前に到着できるか??

いざランタオピーク!
樹林帯の坂道を上ります。
しばらくすると低木になり、展望が開けてきます。
山の稜線もはっきりしてきます。
きれいな稜線です。
しかし、ランタオピーク、見えない。
一番奥の山頂がランタオピーク。
あそこまで行くのかとちょっと気が遠くなります。

道が平たんになってきました。
山に続く長い道が見えます。
いや~、遠くまで歩くなぁ。
が、やっぱりランタオピーク、見えない。
ランタオピーク、シャイ。

どんどん上っていきます。
振り返るとさっき上った大東山(Tai Tung Shan)、サンセットピークが
ドンっと見えます。
遠くまで来たね~
この稜線歩きがたまらなく気持ちいい。
手軽すぎる!
日本だったら登山道の入り口を出発して林道を歩いて、山に入って樹林帯を超えてやっと見れる景色がここ香港ではトレイルヘッドに入って1時間くらいでこの景色です。
これが香港の山のいいところです。

遠くに海も見えます。

南天門という崖を過ぎるとランタオピークに向かう急坂に突入です。
頑張りましょう。

やっと姿を見せたランタオピーク

大きい岩を超えるとやっと到着ランタオピーク!お疲れさんでした。

ひとしきり休んだ後でいざ下りです。
石壁水塘 とういダムが見えます。
明日はあそこまで進む予定です。
明日のルートはランタオ島の西海岸の半島を回り込むので1日かかりますが目的地を山の上から見れるとは思っていませんでした。
島の周遊コースの面白いとことですね。

ヤコブの梯子と呼ばれる急登を下ります。
自然石の大岩の階段でひたすら下っていきます。
逆のルートをとらなくて良かった。
すれ違う人たちはみんな喘いでいます。
頂上はどこだ、いつ着くんだ、とやたら声をかけられます。
あっ、えぇ、結構上ります。
ごめんなさい、真実です。
頑張ってください。

しばらくすると昴坪(Ngong Ping)高原が見えてきます。
なんか大きいものがあるのに気づきます。
なんだ、あれ、とよく見ると大仏です。
ホント、デカい。
その奥にはゴンピン360と言うケーブルカーとマカオにつながる橋が見えます。
香港ーマカオの橋、ほんとによく作ったなぁ。
地図を見るとよくわかります。
総延長約55km、香港・マカオ間は約42kmで海上の橋では世界最長
開通式の直前に大きい台風が来て橋が少しズレたと噂されてました。
ホントに台風が強かったのと、中国のことだから、噂っぽく聞こえないから不思議です。

大仏と同じくらいの高さまで下りてくると心経簡林(wisdom path)ハートスートラが見えてきます。
ここもパワースポットとしておなじみのところです。
そして、これからランタオピークに上るという人にたくさん会いました。
もう16時なのに。
行きはよいよい、帰りは暗い。
大丈夫かな?

ゴンピン高原というアーチをくぐるとランタオトレイルセクション3は終了です。
手作りの鳳凰が迎えてくれます。

そのままランタオトレイルセクション4へ突入。
平坦な遊歩道を歩くコースなので、長く山ばかり歩いてきた私は足取りが軽いです。
心経簡林は疲れていたのでパス。
写真を撮ってみたものの逆光で何かよくわからないですが、丸太を半分に切ってあって般若心経が書いてあります。

Tree Walkと呼ばれる遊歩道と一緒になるので木や植物の説明を読みながら行きましょう。
日本語も書いてあってわかりやすいです。
この先もずっと山を歩くので植物の情報を頭に入れておいても損はありません。
説明文の日本語が少しおかしいところがあるので読んでいて飽きません。

途中にゴンピンキャンプ場というのもありました。
きれいに整地されています。
ゴンピンで買い出しをして、ここまでこればいいので、ちょっと遠いですが快適そうなキャンプ場です。
次の日に会った白人のランタオトレイルをキャンプで一周してる人はここに泊まると言ってました。
香港はこういったキャンプ場が点在しているのでキャンプする人にもいいと思います。

ランタオトレイルセクション4はゴンピン高原をぐるっと巻くようにコースが設定されており展望が開けるところでは東、北、西の景色が見れます。
東側を見るとさっき上ってきたランタオピークが見えます。
よく上ったなぁ。

北西の方ではケーブルカーと橋のセットがよく見えます。

ゴンピン高原を回り込んでケーブルカーの下に出ると昴坪市集に出ます。

ここでトレッキングポールが折れました。
サンセットピークから駆け足で下っている時、転倒しそうになった時によくしなってましたわ。
その時は大丈夫でしたがクラックが進行したんでしょうね。
中国製の安物なので懐は痛くないですがあと2日、山行があるのでそっちが心配。
このトレッキングポール、2本セットで3500円くらいだった。
軽くてよかったのになぁ。
2回しか使ってないのに折れたのはちょっとショックでした。
値段って、原価、固定費、広告費でできてるので固定費はどこのメーカーでも同じくらい、広告費はゼロ(広告見たことない)としてやっぱり原価ケチってるのかな??

ゴンピンの街に出ます。
今まで山にずっといたので、普通の服を着た人たちが眩しいです。
飲食店があって、非常に心が躍ります。
この先の大きな大仏まで行けますがトレッキングポールを買いに行き来たいので今回はパスします。

野良牛も歩いてます。

最後は舗装道路を歩いてランタオトレイルセクション5の入り口まで行きます。
なんで、ここ舗装道路なんだよ!と悪態でもつきたくなります。
ゴンピンからのバスがすし詰め状態になっていて帰りのバスに乗れるのか心配になってきます。
歩いてる人誰もいないし、泣けてきます。

途中、景色の良い東屋がありました。
海が見れて景色がよかったですがカップルがいてさらに泣けてきます。

三叉路のバス停に到着。
長かった~
この向かいのランタオカントリーパークからランタオトレイルセクション5がスタートします。
明日の朝、またここに来ます。

ここのバス停はMTR東桶駅(トンチョン)へも梅窩(ムイオー) にも行けます。
旺角に宿を取っていたためMTR東桶駅(トンチョン) へやっぱり、バスは人でいっぱい。
3つくらいやり過ごして空いてるバスが来たのでラッキーでした。
そのまま、MTR経由で旺角のゲストハウスにチェックイン。

香港のゲストハウスはどこもそうですがチョー狭い。
ホントに狭い。
シャワーのお湯は申し分ないけどとにかく狭い。
唯一いいところは洗濯機が置いてあるところ。
洗濯して、トレッキングポールを買いに旺角の街へ出かけました。
香港はカテゴリー毎にお店が集中していて、ものを探しやすいのです。
旺角はアウトドアのお店が集中しています。
探すのが大変なのでまたお店の場所の紹介ページを作りたいと思います。
昔の山屋さんのお店みたいにゴチャゴチャしたした店でイタリア製のトレッキングポールを1万円で購入しました。
軽くて安いのない?と聞いたらこれなら半額でいいよと出してくれたもの。
いい買い物出来た。

持ち物はコチラ↓

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